誰もが知ってるブランド「河合楽器」

誰もが知る楽器のブランド「KAWAI」

河合楽器は、誰もが一度は聞いたことがある楽器メーカーです。
特に、KAWAIのピアノは世界的にも知られた楽器ブランドとなっており、創業者である河合小市が掲げていた、世界一のピアノづくりを今も守り続けていると言えます。
今では、最高級グランドピアノシリーズである「Shigeru Kawai」をはじめとして、近代的ピアノとも言えるデジタル技術を使用したデジタルピアノ、アップライトピアノを代表とするアコースティックピアノ、そして現代の住環境などに適応したり、新しい時代のピアノライフを快適に送ったりするための消音ハイブリッドピアノなど、多種多様なピアノを国内外で生産しているのです。

また、アフターサービスにも力を入れており、全国に営業拠点があり、そこで調律技術者達がピアノのアフターケアを行っています。
それだけでなく、最高レベルの技術や感性を持った調律技術者であるMPAが、世界各地での主要な国際ピアノコンクールのコンサートチューナーとして活躍するとともに、ピアニスト達の高度で繊細な要求にも応えています。

ピアノメーカーとして以外の事業内容

楽器メーカーとして、ピアノづくりに携わってきた中で培われた木工技術を活かして、安全性の高い知育玩具などの開発も行っています。
そして、楽器だけでなく教育事業にも積極的に取り組み、音楽教室はもちろん、英語や絵画造形、体育などの教室も開いています。
さらには、多くの演奏家を輩出してきた音楽コンクールの開催、音楽や美術関連の出版や楽譜のIT化を進めることによって作品の流通促進と絶版化の防止、音楽関連ソフトの開発、体育や健康機器の開発なども行っています。

この他、ピアノづくりで培ってきた様々な技術を活かすことで、特色を持った多くの事業も育ってきています。
その中でも、塗装、音響、金属事業の3つの事業からなっている素材加工事業は、現在の河合楽器の経営における大きな柱でもあります。

河合楽器の沿革

今では誰もが知る楽器メーカーとなった河合楽器の始まりは、1927年(昭和2年)8月の創業からでした。
当時の社名は河合楽器研究所で、ピアノの製造と販売を行っていました。
カワイのグランドピアノ第一号が完成したのは翌年のことで、そのさらに2年後にはオルガンの製造を、それから4年後にはハーモニカの製造を開始しています。
また、創業者である河合小市は1953年(昭和28年)に業界初となる藍綬褒章を受章しています。

1961年(昭和36年)には、現在のカワイ音楽学園の前身であるピアノ調律技術者養成所を開校し、海外への進出は1963年(昭和38年)のことで、アメリカのロサンゼルスにカワイアメリカコーポレーションを設立しています。
ただ楽器を作るだけではなく、それに関わる人の育成にも力を入れてきたことがうかがえます。
現在の本社所在地は静岡県の浜松市です。